2024.08.11 建築
山の木を段取りする
あの山の木を使って造ろうと思ったら、山の方に情報を伝えることが大切です。建築に使う木は主に秋~冬に伐られることが多く、それを見越して設計を進めます。この場合山の方と言ったら、素材生産者や製材所ですね。また、住宅は一人で意匠設計と構造設計を行う場合が多いのですが、中大規模になると二者、三者協業で進めることになります。木造建築は何処にどれだけの木が必要なのかを設計図から抽出する作業が必要で、それが「木拾い表」です。この情報をタイミングよく山側に流しておくことがうまく行くポイントです。

2024.08.09 Project
素材感
2024.08.09 建築
香川の森林資源
2024.07.25 Project
盛夏

もう慣れっこになったここ何年もの夏の高温だが、とは言ってもやはり暑い。断熱はそれなりに効かせているので、中に入るとひんやりとはいかないがそれが分かる。我が家の無断熱(外周土壁)とは体感的に差を感じるなあ。辛抱我慢の時代は俺たち世代までか!快適さは追及するとキリがないが、地球がヒートアイランドになっているんだから限界があろうというもの。そのうち地球も冷却期が来るかもしれないが、一瞬に生きる我々は夢のまた夢、ああ涼しさが待ち遠しい。
2024.06.18 Project
GWHP㉙床上配線
一般的には天井を張るから、1階の天井裏配線となるが、
木を現す住宅は床上に配線スペースをとって行う。
下面化粧のJパネルの上に根太を置いて仕上材を張る。
下地も美しくしておくと仕上がより美しく納まる。
