お知らせ

  1. ホーム
  2. お知らせ
  3. 新着一覧

2022.12.12 建築

ここのところ木造建築の設計が続いていると

鉄骨がえらく新鮮に感じる。

若い頃はRCや鉄骨の図面ばかり描いていたのが、

ここ20年は木造の設計が主で鉄骨はたまに描くくらい。

まあ設計の難易度からいえば、

RCや鉄骨は木造に比べてある意味で楽だと勝手に思っているんだけど

実際はどれも練度が必要であることに変わりはない。

木造も鉄骨もフレームが組みあがった爽快感はたまらないね、

RCだとこうはいかない。

 

 

2022.11.21 Project

じいちゃんが植えた木の家P⑭/立木が用材になる

10/29 伐採現場も予定していた木をほとんど伐り終えました。
残る上部の数本を残すのみ。
一円に穴が空いたようで太陽が降り注ぐ地山になりました。

11/9 一旦山から降ろされ、現場に集積した材は森林組合のトラックで組合の土場まで移動します。
その材を今度は木材運搬専用トラックで製材所へ。

11/21 製材所に杯積された用材、これから皮を剥いて角ものに製材していきます。
たくさんの過程を経てしだいに木が用材になります。ここまできました・・・。

2022.10.26 Project

じいちゃんが植えた木の家P⑬/製材所の親方と山をみる

いいお天気、澄んだ空に伐採の跡地、
父ちゃん母ちゃんが空から見ている、そんな気がします。
この歳になってもやっぱり「トウチャンカアチャン」だなあ・・・

今日は製材所の親方にヤマを見てもらいました。
ほとんどの木が伐られるとずいぶんすっきりして、
残りは林縁のみといったところです。

土場に降ろされた丸太、
これから森林組合の土場に移して、
用途サイズに見合った仕分け後、製材所に渡します。
この段階が一つのポイントで製材所との情報共有が大切になります。

2022.10.25 散歩道

雨が降るとは思っていなかったので

まさか夜になると雨が降るとは思っていなった・・・

ここのところ雨がなく

水を欲しがっていた野菜たちの声が聞こえたので

夕暮れ時 たっぷりと水をあげた

するとどうだ 夜になって雨が落ちてきたではないか

誘い水だったんだな これは

今朝の気温は10℃ 寒い!っていう時候になってきた・・・

ダイコン おでん なべ 冬味の覚醒

2022.10.15 Project

じいちゃんが植えた木の家p⑫/山が明るくなりました

かつてここが桃畑だったなんて想像できるでしょうか。城山から猫山に続く稜線南面(まんのう町長尾)の中腹から裾野は、一面の桃畑で春になると山肌がピンクに染まりそれはそれはあでやかな景色でした。戦後の食糧生産や換金作物の栽培に国有林が払い下げられて地域の人たちが畑作に汗を流していました。もう60年も前でぼくが子供だった頃です。その後耕作をやめた畑はほとんどが自然林に戻り、一部の人が植えたヒノキが育ち、ここもその一つ。こうして昔は畑地だった場所に先代が植えた木が大きくなって小面積の森(人工林)があそこ、ここに点在しています。

木が伐られていくと一帯が明るくなって記憶が鮮明によみがえり、当時は子供と言えども働き手としてあてにされて、小学校が休みの日曜日には手伝いに駆り出されていましたね。弟と二人両親とともに畑での作業や焚火、脇の山中で冒険遊びなどを存分にやりました。今から思えば山(森)はいろんな想像と実体験ができる人格形成の場所で、その後、山岳登山、岩や雪、建築、林業、NPOへといざなってくれ、ぼくの山好きはここから始まったようです。

 

  • 林野庁
  • 国土交通省
  • 環境省
  • 関西登高会
  • かがわ木造塾
  • 四国EPO
  • ふらっと高松
  • 香川県地球温暖化防止活動推進センター
  • 樹恩ネットワーク
  • 国営讃岐まんのう公園
©香川県 一級建築士事務所 森風舎.