2011.12.08 住宅
築150年の民家を移築したい!
これは築150年を経た古民家です。
主はこれをなんとかしたいと思っているのですが・・・
この地での修復は無理で、できるなら別の場所に移して蘇らせたいと、
ぼくはこの建物を見て思いました。
中に入ると歴史の重みで圧倒されます。
痛みが激しいため床は取り払って少しでも通気をよくしています。
このまま朽ちさせるのはいかにも惜しい・・・なんとかしたい!

瓦は古瓦で現代のサイズよりも大きく、煙出しの越し屋根がのっています。

松の根固め、あまりの太さに柱が大丈夫かと思ってしまうほどです。
石場建ての柱は意外と健在です。

小屋の丸太組、迫力があります。
2011.11.21 住宅
この季節がやってきました
今年の夏に竣工したこのお家、
土間に鎮座していた薪ストーブの出番がやってきました。
先日ストーブの火入れをするというのでおじゃましましたが、やはりいいもんです。
薪がストレートに燃料になり炎を楽しめます。
炎は原始の魂にを呼び起こさせてくれるちからをもっています。
火を眺めていると心が落ち着き心身ともあったかくなってきます。
また、暖をとるだけでなく、煮る、焼くと万能な力を発揮してくれるのも寒い季節に欠かせない魅力です。
かつては生活に欠かせない燃料の調達場所としての里山でしたが、今山の木々ほとんど利用されないまま放置されています。再びわたしたちの暮らしに里山の木々をストーブの燃料に活用しませんか。

性能のいいストーブは効率よく燃え灰もわずかしか残りません。

庭の芝もきれいに刈り込まれていました。
向こうには坂瀬池が変わらぬ水面をみせています。
2011.11.18 散歩道
募集!山を訪ねるツアー
今年度2回目となるフィールドワークは、徳島のTSウッドハウス協同組合を訪ねます。国産スギの自然乾燥のパイオニアである同組合は、育林~伐採葉枯ら し~製材~自然乾燥~製品出荷と木材生産の過程で、建築用材として木の特質を最大限に活かすシステムを築いてきました。代々受け継がれた多くの経験のなか で培った林業と木材供給について学びます。
2011.11.08 住宅
S邸/耐震診断
耐震診断に6万円、耐震改修に60万円の補助金がつく。
香川県の場合だ。
行政もここにきて耐震診断と耐震改修に力を入れてきた。
東南海地震が30年以内におこるというから、そろそろ本気にならないと・・・。
四国の他県と比べ香川の動きは鈍い。
高知なんかは地震がくればほんとうにリアルな被害が予想されるし切実だ。
当県といえどそうのんびりしてはいられないはずなのだが。
いまのうちに備えておくに越したことはない。
S邸は昭和43年築、耐震診断を行った。
この制度ぜひ活用して、耐震診断をおすすめする。
そして耐震改修をしておけば、家の倒壊が防げる。
阪神淡路大震災では死者6434名、
そのうち83.3%の5360人が建物倒壊でなくなった。

柿熟れるS邸
2011.10.13 住宅