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2022/07/30 散歩道

読了

読んで思ったね、

あれこれ考えるよりシンプルに今そこにある木をどう使うかってことを。

建築家でもある著者は、木の建築を語りつつ今の林業の在り方に問題点をぶつける。

補助金漬けの林業は自ら切磋琢磨することを奪う「最後の国営企業」だとも。

森林環境譲与税のおかしさ、再生エネルギーに対する国民からの賦課金etc、

するどい指摘に官民とも、頭の痛い人も多かろう。

林業や木造建築をとりまく昨今の動きに、原点を見つめなおす書である。

生の声を聴きたくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022/07/20 散歩道

朽ち行く民家

四、五十年前にはそこここにあった田舎の佇まいです。藁屋根の葺き替えが困難になってきた頃から長く持たせようとトタンで覆うのが流行って、藁屋根の民家の多くはこのスタイルになりました。今は山間部に行くと残っていますが平野部ではほとんど姿を消してしまいました。束ねた藁を重ねて50cm近くある層に葺きあげていくのですが、屋根葺きの作業はご近所さんが総出で葺き替えをしていたのを覚えています。ぼくがまだ子供だった頃の話です。見事に朽ちていますね、実に潔い。これをどうみるかは人それぞれだと思いますが、草木に覆われながら長い時間をかけて滅びゆく姿が自然に溶け込んでいます。

2022/04/22 散歩道

ぼくたちのやっていることは?

「想い出」をつくることだと思う。例えば森のイベントは参加者に楽しい経験(苦しかったことも含めて)をもって帰ってもらう。そのためにぼくたちはやっている。想い出は時間の経過とともに膨らんで、社会にむかって作用しはじめたらしめたものだ。イベントを通して、人々の心に何かが生まれるきっかけを提供する。まあ、家づくりだって人生の想いでをつくる装置だと思ったら本質が見えてくるし、ぼくたちはほんの少し専門性をもってお手伝いするだけだろう。だからまがい物でないものを提供する責任を負っているんだなあ、大げさに考えなくても足下にそれはいつもこぼれている。ところで「想」という字は木の目(見る)心って書く。周りに木や緑があふれているってとても幸せなことだと思う。

2022/04/04 散歩道

里山の彩り

里山のいろどりがあでやかな季節になりました。木々の新芽が萌いで、みどりの山にひと際存在感を出しているのがヤマツツジ群です。里山の散歩が楽しくてついついふらっと出てしまうクセはいくつになっても止まりません。仕事の方も適度に折り合いを付けつつ、いい歳をして心持は少年の気分が抜けないようです。身の回りの事象の一つひとつが愛おしくてこぼれ落ちる想いがもったいない。春ですね。

2022/03/19 散歩道

春先は毎日がいろいろあって・・・

ここのところ仕事をそっち除けで・・・(いや仕事もしています)
アウトドア三昧 木と戯れています。

切ったり、割ったり、穴をあけたりと、人の顔を想像しながらあれこれやる、
それが楽しいんです。

そう、お客様が喜んでくれる顔が浮かびます。
ある程度やると事務所に戻ってデスクワーク、はたまた気分転換に畑仕事、

まあ、3元的に体を使うと脳が活性化して設計の仕事がはかどります。
気のせいかな?

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