2025.11.05 建築
改修工事が終わりました
山間の集会施設の改修工事が終わりました。
約4ヵ月の工期で、
屋根、水回り、エアコンの設置、内装などの改修でした。
途中蟻害の出現や、屋根野地の腐り等、
予期されたダメージの対処を行った上での施工になりました。
改修工事は当時の設計や施工の状態を垣間見ることになるため、
後の修繕に対応しやすいか否かがよく解ります。
2025.10.21 建築
足場がのいて
完工が近づいてきました。
苔むして湿潤状態だったコロニアルの屋根を除去して金属板に葺き替え。
タテのラインにするか、それともヨコ葺きにするか、
選択はヨコでいくことにしました。
当初のイメージを踏襲したのと、それと直観です。
ぼくはわりと直観でいくタイプ、外れることはいままでになかったかな?
改修工事は予算とのせめぎ合い・・・
どこで妥協するかが分岐点で、まだ大丈夫というところはもう少し長く持たせるようにします。
今回思ったのが、床下の根がらみは後の点検の障害になるということで、
昔は床下に潜り移動するということをあまり考えてこなかったのだろうか。
今は木造住宅であれ根がらみは設けずに、
それなりに床下空間をとるから点検整備は比較的楽に行えるようになりました。
まあ、改修工事というのは今後の設計について多々学ぶ機会にもなります。
2025.10.09 建築
屋根工事が終わりを迎えました
改修工事も終盤を迎えて、
メインである屋根の葺き替えが検査の一部を残して終わりました。
一安心です。
何と言っても雨を受ける屋根は建物にとっては最重要部位の一つ。
失敗が許されない(どの工事もですが)だけに監理も目くばせが欠かせません。
板金職人さんは丁寧にほとんど一人で自身が納得いく仕事をしてもらったようです。
2025.09.03 建築
見たくないが見なければならない部分
住宅に限らず、施設建築でもかつては床下は土の状態で束石を置き床束を立てて床を構成していた。そして床束のコロビ止めに根からみを縦横に入れていたのである。さてさて、この状態で床下にもぐり、点検に移動するなんて不可能に近い。コロビ止めを除けながらはい進むしかないだろう。おまけに床下空間が低い。今はこのような設計はしない。地面は防湿コンクリートを打ち、多くは鋼製の床束になっており、根がらみは入れない。床下空間も移動可能なようにある程度の床下空間を確保する。建てた当時は設備点検やメンテナンスをあまり意識していなかったのだろう。
2025.08.20 建築











