2012.12.23 散歩道
寒い冬は薪風呂のススメ
寒い冬は体があったまる風呂は最高のごちそうだ。夕暮れになると風呂を焚く。そう、風呂は焚くもので(湯を)入れるものではなかった。ぼくは生まれてもう 59年になるが我が家はずっと風呂を焚いてきた。一時灯油の火炎放射器のようなボイラーをセットして焚いていたこともあったが、もう何十年も薪をくべての 直焚きである。
風呂釜はタカラの直焚きホーロー浴槽、この前20年近くなる釜を更新した。夕暮れになると水を落とし(太陽風呂を経由しているから冬でも陽があると少しは あったまっている)前夜の灰を除き薪をくべる。田舎だから薪は家の周りにいくらでも調達できるのだ。昔は競うようにして里山から薪を採っていたが、今は田 舎でも電化が進み薪を使うこともまれになった。そんなんだから燃料はあまるほどある。それに木は伐っても自然更新してくれるからありがたい。
ぼくは風呂を焚く時間が好きだ。火をみてると心が落ち着く。浴槽に手を漬けて湯加減をみる。身体感覚でおしはかる。どんどん薪をくべ火が勢いづくともう安心、あとは時々火をつくろっておけばよい。さあ、夕食の用意にかかろう!