2025.07.02 その他
解体設計を思う

とある昭和55年に建てられ、廃園になった幼稚園を解体することになり、遊戯室に重ねられていた家紋模様の赤いカバーの座布団。当時の幼子たちはこの座布団に座って色々な行事ごとをしていたのだろう。解体はその建物が刻んで来たリアリティを消し去ることであり物悲しさを覚える。直接に関わったでないしろそれはある。かたちあるものはいつかは消滅するが、人の記憶を消し去るのは容易ではない。
2025.06.19 その他
ページをめくるワクワク感

「本が呼んでいる」
直観のようなものだが出会った瞬間に求めたくなる本って確かにあるね。
共感する著者であることはもちろんだけど、
知らない著者であっても、
タイトルからにじみ出る哲学が感じられると手にとってみたくなる。
本はそういうものだと思う。
紙に書かれた言葉を目で追うことができる幸せはありがたい。
2025.06.07 建築
人口減少社会なのに
さしずめぼくから見れば住宅が田んぼを壊している。
今にあっても次々と農地が収奪され、宅地開発が止まない。
かたや家あまり(空き家)問題・・・
政治の無策と事業者まかせの開発行為は行きつくところまでいかないと気付かないのか。
田舎に住んでいると農地が次々と消えるのが気がかりでならない。
くしくも令和の米騒動、これも仕組まれた匂いがプンプン。

2025.06.02 建築
生活者向け住まいの雑誌
2025.05.29 建築