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2023.06.03 Project

じいちゃんが植えた木の家P⑯

梅雨が明けたのか(それはないか)と思うくらいスカッと晴れました。今日は天然乾燥している木材の点検作業です。木は水分が抜けていくに従いその木が持っている性状が現れて来ます。特徴的なのが割れと反り(曲がり)で、それらを抑制するために柱と梁に背割りを入れています。梁の背割りには楔を打って内反りを制御していますが、乾燥に伴って緩みが発生するので追い打ちをして締めます。朝8時から作業を始めて棟梁以下3名で11時半には終えることが出来ました。これまではある意味下準備、山から木を降ろしてつくる家づくりは足掛け3年、長いようですが大したことはありません。3年なんてあっという間です。現代のつくり方の方が性急だとぼくは思っていますから、でもそれがニーズだと仕方ない面もありますが・・・。

2023.05.28 散歩道

廃屋の美

なんて、あるのだかどうだかわからないけれど、こういった建物に出くわすと思わず佇んでしまいます。藁屋根にトタンをかぶせて屋根を長く持たせようとしたもので、50年前の田舎ではよく見られましたが、今はほとんど無くなりました。住人がいなくなって何年になるのでしょうか。眺めているとここで営まれていた暮らしの情景が浮かんできます。今と比べれば格段に少ない材料でこのような民家はつくられていました。貴重な材料を無駄なく大切に使っていたこの頃、惜しげもなく余材を廃棄する現代の家づくりとはずいぶん違いますが、それはユタカサなのでしょうか。土がはがれた壁に現れた竹の小舞が哀れを誘います。やがて柱が朽ちて倒れて、時の経過とともに草木と一体化してゆく潔さ、人生もかくありたいと思ったりします。

 

2023.03.07 Project

じいちゃんが植えた木の家P⑮/リアリティを見る

コレ

アナログだけどね

これがいちばんわかる

デジタル画像はどうもウソっぽいし

古い人間だからかなあ

映像の中では暑い寒いは感じない

人それぞれ・・・

2023.01.01 散歩道

新年のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりありがとうございました。本年も倍旧のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。2023年が皆さま方にとって良い年になりますよう祈念いたします。

城山からの初日の出 今年も雲の間からチラリと

2022.12.21 建築

合わせ梁の制作

回転コンポーザーで120角を貼り合わせて成240の梁を制作する。
これで120*240*6mのヒノキ梁が4丁出来上がる。
今回公共の建物で採用し、一度使ってみたかった無垢材の合成梁である。

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©香川県 一級建築士事務所 森風舎.