2011.10.03 住宅
風呂の改修1
辛抱を重ね重ねて、だましだまし使ってきたがとうとう限界がきた。
割れたタイルはテープで押さえ、水が漏れる入り隅のシーリングの補修ももたなくなり、やっと重い腰を上げて風呂を直すことにした。
こだわって薪の直焚きの風呂釜を今回も据える。築後18年だ、よくもったとも言えるし18年しかもたなかったとも思うが、毎日けっこうハードに使う場所だからこんなもんだろう。
建築の部位は長く使っていると設計や工法に弱点が見えてくるものだ。新築のときは以外と見栄えもよいのだが、いったん壊れだすともうたいへんだ、そこらへんがデザインのしろころなのだが、意外とそのときは気がつかないこともある。
いっそのこと、ユニットバスにという考えは今回の改修においても論外だった。お金の面からも、工期の面からもその方が安いかも知れないが・・・
しかし「薪で風呂を焚く」というこだわりがある。なにしろ燃料はタダで調達可能だし、その行為に執着をもっている。
と言うわけでわが家の風呂のリフォームが始まった。ざっと一週間の工期だろう。その間は一つ前の古い風呂がまだ存在しているからそれでなんとかしのげる。
風呂釜と炉部分の耐火煉瓦がのいた。
もとあった場所に新しい釜が据わる。今度は少し大きい。